①短期間でやめてしてしまう
②毎月のつみたて金額を大きくしてしまう
③そもそも「一歩」踏みだせない
上記つみたて計画の代表的な注意点をあげてみました。こちらを一つづつ見ていきましょう。
①短期間でやめてしてしまう
この図を見てもらうとわかるように、金融商品は毎日、また短期間で上がったり下がったりします。さきほど【超重要①】で見てもらった複利のグラフ、あちらも現実的に見てみると上がったり下がったりしています。下がったときにやめると大損しますが、金融商品の種類によっては”短期間で上がったとき”にやめても損をする可能性が十分あります。
②毎月のつみたて金額を大きくしてしまう
このつみたて商品良いな、金額大きくしようかな?と思ったとき、一瞬立ち止まって、まずご自身のお財布の中身と相談ししてみてください。
収入と支出の具合、余裕資金の大きさなどから毎月のつみたて金額を考えて、今後収入が上がり余裕が出てきたら大きくする、逆に余裕がなくなってきたら小さくする、このような無理のない、柔軟なつみたて計画が大切ですね。
③そもそも「一歩」踏みだせない
金融庁「NISA・ジュニアNISA利用状況調査」(2023年9月末時点)によると、つみたてNISAの口座数は906万2349口座となっています。これを年代別にまとめると、次のようになります。
この表の特徴はこちらになります。
・30歳40歳代が割合的に多い
・長期つみたてを見込める20歳代が少ない
・100歳時代と言われる今、50歳60歳70歳代の割合が著しく低い。
まだまだ広まっていないかな~
では次にどんな金融商品があり、どこにつみたてていけば良いのか考えてみましょう。